鏡の国のアリス

ストーリー	挿し絵	フィギュア
毛糸を巻くアリス　アリスは子猫のキティに話し掛けながら毛糸を巻きなおしますが、一向に進みませんでした。
鏡の中に入ってしまったアリス鏡のなかのおうちにすんでみたくない、キティ。．．．」　　いつの間にかアリスは鏡を通り抜けてしまいました。　暖炉棚の上においてある時計には小さなお爺さんの顔がついていて、アリスを見ると、にやっと笑いかけてくれたのです。
歩き回るチェスの駒たち　「ここにいるのが赤の王さまと女王さまね」とアリスはささやくように言いました。（みんなをこわがらせてはいけないと、心配だったからです。）
火かき棒をすべる騎士（ナイト）　アリスは王様のメモ帳ををひったくると、「白の騎士が火かき棒をすべりおりる。ぐらぐらして落っこちそう。」と書きました。
ジャバーウォッキー　アリスは本をとりパラパラとめくりましたが、チンプンカンプンでした。その本は鏡文字で書かれていたのです。その中の一つ「ジャバーウォッキー」いう詩に出てくる怪物です。
機関車に乗るアリス　森にいたはずのアリスはいつの間にか機関車に乗っていました。車掌に「切符は？」と聞かれても「持っていません。」と答えるしかなかったのでした。
森の中の子鹿とアリス　森に入ったアリスは自分の名前を忘れてしまいました。すると、子鹿が現われました。二人とも自分が何者かわからなくなっていました。　森を抜けると二人とも思い出し、小鹿は走っていってしまいました。
トゥイードルダムとトゥイードルディー　３列目の枡にはトゥイードルダムとトゥイードルディーが一本の木の下に並んで立って、お互いの首に腕を掛けていました。
セイウチと大工　トゥイードルダムとトゥイードルディーの兄弟は、「セイウチと大工」の詩を暗唱し始めました。　セイウチと大工の二人　肩ならべ　そぞろ歩いて　足もとの砂を見渡し　泣きくずれ　涙にむせぶ　「ああ　砂よ　これさえなくば　すばらしきかぎりなのだが！」
大工とセイウチ　散歩にきていた牡蠣たちを、ことば巧みにいいふくめ、食べてしまった二人。セイウチは、むせび泣きながらも大きめのを選んでパクリ。
身なりのめちゃめちゃな白の女王さま　アリスはあまりにもひどいので、声をかけ手伝ってやることにしました。
編物をする羊　ショールをまとった白の女王様は見る見るうちに羊に変わってしまいました。いつの間にかお店のカウンターにひじをついていました。　「嬢ちゃんは何が欲しいんだね。」棚にはぎっしりいっぱいなのに、アリスが欲しがるものの棚だけ空っぽになるのでした。
ハンプティ・ダンプティ　幅の狭い背の高い塀の上にハンプティ・ダンプティはすわっていました。
トーヴ（他にもボロゴーヴ(鳥）、ラース（豚））　ジャバーウォッキーの詩の最初の一節に出てくる動物。トーヴはアナグマにもトカゲにもコルク抜きにも似ている動物である。
声を張り上げるハンプティ・ダンプティ　ハンプティ・ダンプティは、アリスに詩を朗読しました。　その詩の中にはわだつみの磯辺にすむ人に希望を書いて送ったら、聞いてくれなかったので、やかんを持って大声で叫びました．．．とさ。
白の王様にハムサンドを渡すウサギの使者　スキップしながら現われた使者。　王様はハムサンドを要求。使者はアングロサクソン式の身振りで、袋からハムサンドを取り出し、王様にあげました。
ライオンとユニコーン　ライオンとユニコーンは王さまの王冠を争っています。プラムケーキを持ったアリスをものめずらしげにしげしげと見ているライオン。
戦う白の騎士と赤の騎士　戦いのルール（チェスのルール？）に従い、両者は戦いました。その結果、白の騎士が勝利をおさめました。
馬乗りが不得手な騎士　白の騎士は前にも後にも横にもすぐ落ちてしまい、そのたんびにアリスは手伝うはめに。このおじいさん、発明家ですがあまり役にたたないものばかりです。
悩めるクイーンアリス　白と赤の女王様はアリスにとんちんかんな質問ばかりして、アリスは困ってしまいました。
眠ってしまった女王様　赤の女王様は眠くなり、自分で子守唄を歌うといびきをかいて寝てしまいました。すると白の女王様も寝てしまいました。アリスは寄りかかっている頭が重くて身動きとれません。
アーチ型の門の前で　門の上にはアリス女王と書いてありました。でも叩いても呼んでもドアは開きません。
会釈をする羊の脚のロースト　アリスは門の中に入っていくと大広間では宴会をしていました。既に中には赤と白の女王がいて、赤の女王は羊の脚を紹介してくれました。
どっちの夢かしら　アリスは夢から覚めてしまった気がしました。抱っこしていたのが、子猫だったのか赤の女王だったのか、わからなくなりました。　アリスなのか、赤の女王なのか、子猫なのか、いったいどっちの夢だったんでしょうか？　あなたはどっちの夢だと思いますか？